いざリフォームをしたいと思って、いろいろとプランを考えていくうちにあれもこれもと予算をオーバーしてしまうなんていうことはよくあります。でも、「できればちょっとでも安くできたらいいな」と思っていらっしゃる方は多いはずです。そこで今回は、リフォームを安くできるコツをご紹介していきたいと思います。
リフォーム費用を安くおさえるコツ
1.まずはしっかりと予算を決める
リフォームは、安い買い物ではありません。高いからこそしっかりとしたプランが必要になります。リフォーム費用を抑えるコツとして、まずは予算です。希望の予算が明確であれば必要以上の出費は抑えられます。その予算の範囲のなかで、優先順位の高いリフォームをおこなうとよいでしょう。ただし、忘れがちなのが引っ越し代や、リフォーム中に暮らす家の家賃、リフォーム後に必要な家具・家電といったリフォーム以外に必要な費用です。実際にかかるすべての費用を予算に含めるようにしましょう。
2.設備のグレードに工夫を
キッチンやバス・トイレなどの設備やフローリングなどの建材のグレードが、必要以上に高くなっていないかを確認しましょう。選んだものの機能が必要なものなのか、見た目にこだわりすぎて高価すぎる設備になっていないかなど、もう一度確認することで費用を調節することができます。たとえば、一体型のタンクレストイレと、組み合わせ式のタンクありトイレでは約15万円の差があります。「本当に必要なものだけ」を残すようにしましょう。
3.省けるものは省く
必要ではないと思うものであれば省くのも一つの手です。たとえば、「見せる収納」が今流行していますが、引き出しや扉をつけないオープンな棚にすれば費用の節約になります。また、子どもが大きくなるまでは部屋の仕切りを作らないというのも一つの方法です。建具や間仕切りが少ない分だけ、材料費は省くことができます。
4.間取りをあまり変えない
費用を抑えたいのであれば、間取りはあまり変えない方がいいです。とくに、水回りの移設は配管を変える大かかりなリフォームになってしまうため避けたほうがいいでしょう。そのほかにも、壁を取り除くものや、窓の位置を変えるといった建物の構造を大きく変えるリフォームは費用がかかるので、どうしても必要な場合のみにしておくのが無難といえます。
5.まとめてリフォームする
一度にリフォームしてしまうことで費用を抑えるという方法もあります。たとえば、足場を組む必要のある外壁や屋根のリフォームは何度も足場を建てればそれだけ費用がかかるため一度にしてしまうとお得です。もし、タイミングよく隣接した隣家と同時期におこなうことができると、費用を折半することもできます。
6.「既存」を活かす
使えるものは使った方が費用は安くなります。たとえば、既存の床に新しい床を上から張れば、解体費用がかからないので節約になります。解体した場合、廃材を撤去する費用もかかってくるので解体工事を減らすことも大切です。そのほかにも、必要なものだけを残して、一部分をリフォームする方法もあります。もし、キッチンの設備がまだ使えそうなら扉のシートだけを張り替えて見栄えをよくするというような、費用の抑え方もできます。
7.見積もりを取る
以上のようなことを踏まえながら、見積もりを取ってみましょう。会社によって費用のかかり方も変わってきます。もちろん、価格が安いということも選択肢の一つではありますが、それだけで飛びつくのは危険です。本当に自分の求めている工事のグレードなのか、施工実績はどうなのか、技術面は信頼できるかなどをきちんと確認したうえで選ぶようにしましょう。
8.リフォームは「二人三脚」で
施工会社が決まれば、あとはリフォーム会社の担当者と話し合い、打ち合わせを十分におこなうようにしましょう。自分が思う理想のリフォームと、プロの視点で見るリフォームは大きく違います。予算に合わせた建材や設備を選んだり、コストカットについてのアドバイスもくれたりします。自分が思い描くリフォームにするためには、プロに相談しながら二人三脚でプランを練っていきましょう。
まとめ
費用を考えるときどれぐらいかかるのかわからない場合は、インターネットなどで自分のしたいリフォームの施工例などを見て費用を計算するといいでしょう。グレードを目で見て確認したい場合は、ショールームもおすすめです。実際の使用感もわかるので、具体的なイメージが湧きやすくなります。また、追加工事が必要かどうかも聞いておいてください。追加工事が必要になってもいいように、予算の中に予備費を組んでおけば安心です。
弊社も、施工技術・実績ともに自信があります。見積もりは無料となっておりますので、ぜひ一度ご連絡ください。