「片づけたいけれど収納はもういっぱい」「これ以上は入らない」ということはありませんか?「衣替えで服を入れ替えたら去年は収まったはずの衣類が収まらない」「子供のサイズアウトした服を下の子供に残しておきたいけど場所がない」など、収納に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。そんな方に向けて、少しでも収納を増やすためのヒントをご紹介します。
収納を増やすテクニック
既存の収納では足りない場合、ただ単純に棚やタンスを買い足せばいいというわけではありません。部屋のスペースをなるべく有効に活用できるような収納を目指しましょう。
隙間を活用する
家の中を見回してみると、必ず「隙間」が存在していることに気づくと思います。隙間だった場所を収納に活用することで、お家の収納力は大きくアップします。たとえば、こんなスペースが狙いめです。
- ベッドやソファーの下
- キッチンボードと壁の間
- 洗濯機横のスペース
こんな隙間どうにもならないと思わないでください。ほんの15cmでも隙間用の収納グッズは売っています。合うサイズのものがなければ100均の収納グッズなどで代用することもできます。
壁面を利用する
- 突っ張り棒
壁面にも活用方法がたくさんあります。まずは突っ張り棒です。
壁に突っ張り棒を2本並べて設置し、上にかごや板を置くだけで立派な収納になります。部屋やクローゼットの上部はデッドスペースであることが多く人の目にもつきにくいので、突っ張り棒収納を作る場所に最適です。場所によってはハンガーなどをかけて収納することもでき、いろんな使い方があるところが魅力です。
- 壁面棚
次に、壁に棚を設置する方法です。昨今のDIYブームで道具も材料も豊富にそろっているため、自分で作ってしまうのも一つの方法です。
壁に棚を作りたくてもできない賃貸の方にもおすすめなのが、ホームセンターで売っている”2×4(ツーバイフォー)木材”を使った壁面収納です。板にブラケットをはめて壁に突っ張らせるだけなので、壁を傷つけることなく簡単に設置できます。突っ張らせた板を使えば、アイデア次第でいろんな収納を作ることができるでしょう。
見せる収納なら利便性もアップ
収納というと隠すことばかり考えてしまいますが、あえて見せる収納にしてしまうと収納の幅が広がります。見せる収納のコツは、整然としていることです。ただ並べているだけではなく、見た目を意識しながら定位置を決めましょう。このとき、物を詰め込んで並べすぎず、隙間ができるようにすることもポイントです。
見せる収納のメリットは、すぐに出せることです。いつも着るコートや靴などは見せる収納にすると便利です。
また、何を持っているかということも一目でわかるので重複して購入することを防ぐ効果も期待できます。
収納を増やす前に「捨てる」を考えよう
収納を増やすことに注目してきましたが、収納を増やす前にもう一度考えたいのが「捨てる」ということです。収納を増やしたいと思っているということは「物が多い」ということ、つまり「捨てるのが苦手」ということにもつながります。
捨てるものを見極めるポイントは、「長期間使っていないもので、今後も使う予定が明確でないもの」です。「もしかしたら使うかも」「フリマアプリで売れるかも」などといって元の場所に戻してしまうといつまでたっても物は減りません。
また、長年愛用してきたものを捨てるのは忍びなく、「ゴミ袋まで入れたのになかなかゴミの日に出せない」「粗大ごみの申し込みをつい忘れるなど時間が経つほど捨てたい」と意思が弱まる傾向にもあります。捨てようと思った日にすべてを完結できるように、強い気持ちで作業を行うことが大切です。
それでも収納できないときは
隙間や壁に収納を増やし、不要物を捨てて見せる収納にしてもまだ収まらないということあると思います。最初はよくても生活していくうちに物は増えていくものです。そういった方には少し違うアプローチで収納を増やしていきましょう。
トランクルームを借りる
最近よく見かけるようになったという人も多いのではないでしょうか。季節のものや普段は使わないものなどを置いておくことで、自宅に余裕ができるためとても便利です。ただし、自宅近くにない場合は荷物の持ち運びが大変であることや、すぐに取り出せないなどのデメリットもあります。
リフォームで収納を増やす
リフォームによって収納を増やすことで、収納量は大きく変わってきます。壁一面の造り付けの棚やウォークインクローゼットの増設、押し入れからクローゼットへの変更などプロに任せることで大幅に収納を増やすことができるのです。
弊社では、お見積りやご相談は無料となっておりますので、物があふれてお困りの方はぜひ一度ご相談ください。